こんばんは! ルーです。
B191の方は、土日の使える時間でウレタンクリア掛け→絶賛研ぎ出し中なんですが、特にお見せするような派手な絵はなく・・・・。
ひたすら、ただひたすらバフレックスで磨き続け、平面出しをするという大変に地味な作業を続けております。
研ぎ出しもまだまだ道半ばな状態なんですが、気分転換に小ネタを。
とはいえ、書いてみたら非常に長文になってしまったので、タイトル通りIllustratorからシルエットカメオを直接操作することに興味のない方は、こちらのボタンを押してからお引き取り下さいw
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さぁ。
もう大丈夫ですね?
知りたい人だけ残ってますよね?w
よーしよーし(@^^)/~~~
個人で買えるカッティングマシンといえば、ローランドの「ステカ」かグラフテックの「シルエットカメオ」が双璧と言えるかと思います。
シルエットカメオの方はもともと「クラフトロボ」という名前で製品展開していましたが、新機種を発表した際、世界的に「シルエットカメオ」に統一されたようです。
ただ、日本向けとしてはホームページが「http://silhouettejapan.jp/」と「http://craftrobo.jp/」の2つあり、それぞれ位置づけが微妙に違うなど、まだちょっと混乱しているような・・・。
話を戻して、クラフトロボからシルエットカメオになった際、細かくブラッシュアップはされたものの、一番大きく変わったのがドローイング&カッティングソフトの扱いでした。
クラフトロボでは、「ROBO Master」という専用ソフトと「Cutting Master2」というIllustratorのプラグイン両方が標準添付されていたんですが、シルエットカメオでは「Silhouette Studio」という新しい専用ソフトだけの供給となってしまい、Illustratorから直接制御できなくなってしまったんですネ。
そのため、ヤフオク等では旧クラフトロボがプレ値で取引される事態に至り、シルエットカメオ不要論が囁かれるようになったのです。(個人的に。)
やっぱステカかなぁどうしよっかなぁ・・・と悩んでたんですが、シルエットカメオユーザーの有志により、直接Illustratorからの制御に成功した!というブログ記事を発見したのでシルエットカメオを購入したのが今年の頭。
ただ、実際に試してみると、皆さん試行錯誤された結果をブログで報告されていたため、複数のサイトにまたがって情報を集めたり、不要な手順を省いたりしないとなかなか成功できない状態でした。
少なくとも完全版!という記事を見たことがなかったので、この際備忘録として纏めておこうと思います。
自分の動作確認環境は以下の通り。
Windows8.1 (64bit)
Adobe Illustrator CC
方法その1
・SILHOUETTE CONNECTを購入する
いやぁ、ぶっちゃけこれが正攻法だと思うんですが、シルエットカメオ用のIllustrator &
Corel DRAW プラグインがUSのサイトで$39.99で売ってるので買える方は是非ポチって
ください。
そして買われた方、使い勝手を教えてくださいっ!(^^;
なんで日本で売らないんだろう・・・。
方法その2
・クラフトロボ用のCutting Master2を流用する
今回メインで説明するのはこちら。方法その1と違いロハでできる方法です。
1) ドライバのインストール
クラフトロボのドライバを入れなくてもいいようです。シルエットカメオ用のドライバを
以下のサイトから落とし、インストール手順に従ってインストールします。
http://silhouettejapan.jp/dl/driver/ver1.30.html
※2014/6/9時点ではVer.1.30が最新です
2) Cutting Master2 for Claft ROBO のインストール
以下のサイトからCutting Master2 for CraftROBOのVer.1.94をダウンロードし、
インストールします。
http://downloads.graphtecgb.co.uk/support/
「Cutting Master 2 v1.94 (Adobe Illustrator & Corel Draw Plugin) for CraftROBO Windows」
の右にあるボタンをクリック。CM2_ROBO_V194.zipがダウンロードされるので、解凍してAutorun.exeを実行。
基本的に次へ・・・を繰り返せばOK。
3) Illustratorの起動
Illustratorを起動し、ファイル→新規で新しいファイルを作成し、適当にカットさせたい文字や
図形を書きます。(テスト用なので、何でも良いです)
4) Cutting Master2の起動
Illustratorのファイル→Cutting Master Robo 2→カット・プロット...を選択します。
これが表示されない場合は Cutting Master2がきちんとインストールできていません。

4-1) デバイス設定の変更画面が表示されるので、「CraftROBO cc300-20」を選択して「次へ」。
4-2) デバイス設定名は適当に、「シルエットカメオ」とでもしておきましょう。
4-3) ポートは「PORTPROMPT:」を選択して「完了」。※ここミソです!
4-4) ひとまず、デバイス設定から「テストカット」を選んでみましょう。
シルエットカメオ本体に用紙を予め読み込ませておくのを忘れないように。
・カッティングシートなら「ダイシナシ」
・A4の普通紙などの場合はカッティング用台紙に貼り付けて「ダイシアリ」
4-5) 「カットの準備が出来ました~」の画面が出たら「OK」を押します。
これで無事にカットが始まった方、おめでとうございます!
エラーログが出た方、残念でした~(^^;
5) Illustratorからの印刷
カット・プロットのダイアログの方で、下のように真ん中の「レイヤリング」を選択し、以下を
参考に設定してから「送信」を押せばカットが開始されます。
参考に設定してから「送信」を押せばカットが開始されます。
設定のポイントだけ説明します。
・「速度」は、遅ければ遅いほど正確にカッティングしてくれます。なので、最遅の「1cm/s」で。
・「カット圧」は、紙の薄さによりますが、今回はA4普通紙だったので「5」。もっと少なくてもいい
かも。
・「パス回数」は、2回にしています。一度では切れない場合があるのですが、カット圧を上げす
ぎると紙が刃に引っかかってビビりが出てしまうので、弱~く、何度も切った方がキレイに抜
けるようです。
カットしたあと、見えやすいように中をピンセットで外しました。
デカールの場合、台紙まで切ってしまうとバラバラになってしまうので、カット圧と回数を調節して
ちょうど上のデカール部分だけ切れるようにしてみてください。
みなさまのカッティングマシンライフ?のお役に立てば幸いです!!(^_-)-☆
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デバイス設定の変更画面で「CraftROBO cc300-20」が出てきません CEとかFCで始まる物しか表示されないのですがどれでもいいのでしょうか??
返信削除すみません、インストールするものを間違えてただけでした、今0.5ミリプラ板を1枚捨てる気持ちでテストしてます、失礼しました~~
返信削除こんにちは! ご自身で解決できたようで、なによりです!
削除2年前の記事なので色々違いがあるかもしれません。(Windows10とか。。。)
記事とは違う場合、またコメント頂ければ幸いです!
Windows10 CAMEO3の組み合わせでも
返信削除Cutting Master2 for Claft ROBO を使用して動かすことができました
参考になりました ありがとうございます
こんにちは!
返信削除更新が止まってから何年も経つブログをご覧いただきありがとうございます。
今となってはかなり古いネタなんですが、Windows10でも変わらず使えているんですね(^^)
お役に立てたようでなによりです。
シルカメ使いのお仲間のためにも拡散?いただければ幸いですw